2023年11月13日（月）から11月17日（金）まで、母校高2 GLコースの生徒120名が東京研修に参加しました。この研修は、各生徒が自らの「志」を探究すべく日本の政治・経済・技術・研究の中枢を訪れ、グローバルリーダーとは何かを肌で感じられる貴重な機会です。このプログラムの一環として、関東支部では各界で活躍されている支部会員の方々にご協力いただき、研修をサポートしています。
今年は、下記の3つのプログラムでそれぞれOB、OGの皆様にご協力いただきました。
11月14日（火）
東京大学キャンパス訪問では、銀杏並木の中を金井克晃様（34期・1982年卒、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医解剖学教室 教授）と池田優成様（67期・2015年卒、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医生理学教室 博士課程3年）の案内で、獣医解剖学教室をはじめ、安田講堂、三四郎池、総合図書館を巡り、最後は赤門の前で集合写真を撮りました。生徒達は、憧れの東京大学のキャンパスに足を踏み入れた感動と同時に、図書館で黙々と勉強している学生の姿が強く印象に残ったようです。金井様から「是非、東大に来てください！」との呼びかけに、何人かの生徒が「行きます！」と元気に答えていました。
11月15日（水）
高築浩一様（44期・1992年卒、観光庁国際観光課 課長補佐(欧米豪、中東担当)）による「未来のリーダーへのメッセージ」として、自らが選んだ国家公務員と観光関係業務のキャリアとその「志」についてお話いただきました。ドイツ・デュッセルドルフ総領事館勤務当時のエピソードや現職におけるグローバルな観光に関わる会議の様子は非常に興味深く、生徒たちは熱心に質問を投げかけていました。
11月16日（木）
「槻友会関東支部との進路シンポジウム」と題して、村上哲明様（30期・1978年卒、東京都立大学 理学部長/理学研究科長 牧野標本館館長 教授）、井原哲様（43期・1991年卒、東京都立小児総合医療センター脳神経外科 部長）、小野塚悠斗様（70期・2018年卒、東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻）、熊田矩子様（75期・2023年卒、上智大学法学部国際関係法学科）がパネリストとして登壇いただきました。司会の生徒からの質問に、皆様ユーモアを交えながら真面目に、力強く、上品に回答してくださり、会場も大いに盛り上がりました。シンポジウム終了後も、多くの生徒がパネリストの方々に質問をしに訪れ、有意義な交流が行われました。
シンポジウムの後は、今回ご協力いただいた皆様と、シンポジウムを聴講された皆様を含め、会場近くの居酒屋で懇親会を開催しました。東大キャンパスツアーには授業の関係で参加できなかった中井実莉様（75期、理科II類）も駆けつけてくれ、総会以外ではなかなか顔を合わす機会のない中、大いに盛り上がりました。
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
後列左より、大友柊(68)、井原哲(43)、喜多宏文(34)、廣瀬修(40)
中列左より、藤井久廣(20)、勝川宏明(27)、清田武志(67)、村上哲明(30)、高築浩一(44)、沼野正義(20)
前列左より、大上忠治(20)、菅原卓(31)、中井実莉(75)、熊田矩子(75)、橋谷実来大(69)
【関東支部長 勝川宏明（27期）】
