槻友会 - 高槻高等学校・中学校同窓会

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【関東支部だより】日本の天文学を担う研究機関に勤務して後輩たちに想うこと

平成13年(2001年)高槻高校卒業(53期)の都築俊宏と申します。

私は国立天文台という職場に勤めており、地上大型望遠鏡や人工衛星に搭載する光学装置の開発をしております。天文台という言葉の響きからは「天体観測をしている人たちが働いている場所」という印象を持たれるかもしれません。しかしながら、国立天文台は日本の天文学の中核を担う研究機関として、天文学の理論研究や観測装置の開発、望遠鏡の運用保守などを行っています。

▼都築俊宏さんのプロフィール
 研究教育職員・特任教員詳細

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NHK番組撮影のようす

2021年11月に放送された、「サイエンスZERO」(NHK教育、再放送)、「コズミック フロント」(BSプレミアム他)、「歴史探偵」(NHK総合)という3つの番組に、光学設計担当として出演させていただきました。私は卒業してからは母校に顔を出すこともできませんでしたが、今回のような情報が将来有望な高槻生の進路選択に少しでもお役にたてればと思い、槻友会関東支部にご連絡させていただきました。

その後、関東支部長の大上様のご尽力で、槻友会の関東支部のみならず関西、学校にもお知らせいただきました。大変ありがたいことに、関東支部会員の14期 森様、20期 藤井様ならびに23期 若杉様から感想をお寄せいただきました。後ほど紹介させていただきます。

国立天文台の本部は日本(東京都三鷹市)にあるのですが、望遠鏡自体は観測条件の良い海外や宇宙空間に設置されることが多いです。例えば、国立天文台が運用する、ハワイの”すばる望遠鏡”の写真は以下のリンクで見ることができます。望遠鏡本体は高さ22 mほどでちょうど私が高槻高校を卒業するころの2000年12月から運用がはじまりました。

subarutelescope.org

放送を見た3名の方々のコメント

昭和37年卒・14期 森 一将さん

11/24のNHK歴史探偵見ました。

江戸時代に月の表面を見ていたとは驚きました。他の箇所も楽しく視聴できました。ありがとうございました。 

昭和43年卒・20期 藤井 久廣さん

案内して頂いた2番組とも素晴らしかったです。有難うございました。都築さんが関係しておられる望遠鏡のテーマだけでなく番組全体として良かったです。

 退職するまで勤務していたのが機械メーカーで国立天文台の電波望遠鏡(野辺山、ハワイのすばる、チリのALMA)に冷凍機が使用されていますので、三鷹は技術者が訪問していたように思います。

工場の職人さんたちが機械の研磨精度にとても誇りを持っておられたことも思い出しました。

昭和46年卒・23期 若杉 夏樹さん

今回ご紹介いただいたTV番組の前にEテレ「サイエンスZERO」の「国立天文台」特集(11月の2週連続)を見ておりました。

その時は、何気なく見ており「都築様」のことは単に登場人物の一人という認識でした。

私は、地方公務員の社会福祉職として「障害福祉」と「児童福祉」を専任して来たのですが、TV創世期から塾代わりにEテレを利用したり、仕事とは無関係のサイエンス系番組が大好でよく見ておりました。また、小学5年までは渋谷区元代々木に住んでおり、オリンパスの工場(?)が友人との交友エリアにあった記憶が蘇ってきました。

そこで改めて「サイエンスZERO」を見直しますと、来年6月運用予定の「気球型太陽観測望遠鏡」プロジェクトのレンズ作成担当として都築技師が登場され、インタビューに「やはり、一点もので自分の娘みたいなものなので、娘がみんなの役に立つことは非常にうれしい」とお話されておられ、お人柄と共に仕事への情熱が見事に表出されていました!

都築様が関与されたプロジェクトの来年度以降の成果もぜひ確認したいと思っておりますし、先輩の話は、高槻の現役生の方々へのインフォメーションも進路決定等を含め有効ではないかと感じた次第です。