平成28年7月1日、年に一度の東京支部総会が開催されました。
33期(1981年卒)同期の金井克光君の呼びかけがなければ、おそらくは一生参加しなかったであろう私がご報告させていただくのは甚だ僭越とは存じますが、お許しください。
いや、出席前にはかなりの気後れがありました。何年経っても先輩というのは怖いもんですし、初参加という引け目もありましたが、大きな変革を先頭に立って進めている岩井校長先生を一目見たいという野次馬的好奇心が勝ってしまいました。そして来てみれば盛大な参加者! 前年より21名増の58名という総人数、乾杯の労をお取りいただいた2期の圓山喜弘氏から、本年度首都圏大学進学者(18歳)まで、幅広い年齢層の方が揃いました。
ますは、大阪医大との法人合併、共学化、制服の変更からスーパーサイエンス教育まで、改革とその意図を語る岩井校長先生のスピーチ。いや、熱いです・・・。校長は学校の広告塔でもあると思うのですが、タワーとしてのその巨体(少し縮んでいま178cmのこと)、搭載エンジンが違う! 語り続けて40分。そして私語をしている某期の先輩方を「うるさい!」と一喝する迫力。全く動じない先輩方もカッコいい! 「ザ・高槻」を感じます。
共学化により、校訓のうち「真面目に」「強く」はさらに向上するでしょう。
現役諸君の品の良さを目の当たりにして、こっち方面「上品に」は大丈夫だなと確信を持ちました。
しかし、失って欲しくないのは、制服こそブレザーに変われど、この日見た自由闊達さ(アバウトさ?)、そして校訓の「強く」ではないでしょうか。多士済々の先輩方に触れて、そんなことを感じましたし、お名前を存じ上げていた方が先輩だったなど思わぬ出会いもありました。
最後は東京支部の名称を、支部発展のため「関東支部」と改称することを満場一致で議決、埼玉県民の私も一安心(?) そして懐かしの生徒歌を全員で斉唱して閉会。大学入試日程と重なって卒業式に出られなかった私にとって、大人数で歌う初めての生徒歌でした。
いや、出てよかった・・・。
(ご来賓は槻友会本部会長・稲田増光氏、同じく本部理事・田窪 愼氏(お二方とも19期)、そしてもちろん学校長・岩井一氏の3名でした)
【林田慎一郎(33期)】