2024年11月17日、「7期生の米寿の会」と銘を打って同期会の最終回を開きました。
当日は母校の「ホームカミングデー」の日で、それに参加する形での開催となり、まずは母校に集まり、槻友会事務局 佐塚琢司氏の特別の計らいで、中学・高校としては最大級とされる豪華な図書館に案内頂き説明を受けたあと、学校の施設とは思えない立派な茶室で、女生徒からお茶の接待を受けましたが、ここでは可愛い孫娘からお点前を頂くような、微笑ましい光景に心が癒されました。
このあと、校門前の停留所からバスに乗り、JR高槻駅前の懇親会場「つきの井」の入り口に到着、懇親会場への直接参加者と合流、会食懇談となりました。会場では70名の物故者への黙祷のあと、東京から来会の矢倉弘泰氏の発声で乾杯、開宴となりました。
参加人員は当初19名の予定でしたが、直前になって、急病で入院、転倒による大怪我、病床の奥様の介護等で3名が急逮の欠席。結局16名での会合となりました。
予想以上の少人数で気落ちがありましたが、欠席者の近況紹介で、現在病気入院中や老人施設入居中をはじめ殆どの人が体調不良で、特に足腰の衰弱で遠出に難があることが分かり、「これが88歳の現実、16人でも、よく集まれたもの」と、前向きの気持ちに変わりました。
後は、好きな先生、嫌いな先生、面白い先生、授業内容がさつばり理解出来なかった先生など、中学・高校時代の想い出話に花が咲き、その後の人生回顧や近況報告で大いに盛り上がり、予定時間が超過し、帰宅の列車時刻の関係などで、3名の早めの退席があったが、最後に生徒歌を斉唱、木下昌吉氏の「七期会は今日で終わるが、我々には、まだまだ時間がある。これからが本番の気持ちで、もうひと踏ん張りしよう」という挨拶で散会、「七期会」の最後の幕を閉じました。
(辰巳坦・7期)
「日残りて、昏るるに未だ遠し」