昨年(2021年)の関東支部総会はオンラインでの開催となったことから、幹事会の間では本年は対面での総会を模索してきました。しかしながらまだまだ新型コロナウイルスが社会に及ぼす影響も大きく、本年もZoomを活用したオンライン形式にて総会・懇親会の開催となりました(7月9日土曜17時開始)。オンライン形式であることを考慮して土曜開催に変更するとともに、昨年のオンライン開催を振り返りから懇親会セッションの時間を長くしたことでかなりの盛り上がりを見せた総会・懇親会となりました。おかげさまで来賓含め約50名が参加して下さいました。大変ありがとうございました。
当日は菅原卓幹事長(31期)の開会宣言のもと、第一部の総会・講演会が開始されました。会に先立ち、昨年関東支部でお亡くなりになられた方々への黙祷が行われました。大上忠治支部長(20期)による2021年度の会計報告、また支部長の交代として大上支部長と勝川宏明新支部長(27期)からご挨拶がありました。その後、槻友会会長 平塚靖規様(23期)のご挨拶に続いて、明治大学 萩原一郎研究特別教授(17期)による特別講演「畳む文化が育む折紙工学」が行なわれました。サイエンスで紐解く自然界の法則が折紙を通じて我々の生活に活かされる研究内容とその過程に感動しました。これからもバイオミメティクスをはじめとして社会に活かされていくことを期待しています。続いて、工藤剛校長(37期)による「高槻中学・高校の現状」をテーマとした講演が行われました。来年には初めて男女共学の卒業一期生が誕生するということで、高槻が日々生まれ変わる姿を今後も楽しみにしています。また生の英語に触れる機会を増やす教育方針は語学力だけでなく思考力においても必ずやグローバル人材の輩出につながるものと思いました。
第二部の懇親会では、本多節也様(11期)による乾杯の挨拶の後、Zoomのブレイクアウトセッション機能を使い4~6人の小グループに分かれて行いました。一回目は同期を中心に同年代のメンバーと、2回目はできる限り幅広いメンバーとの交流の機会が持てるように先輩・後輩の混合メンバーの組み合わせで行い親睦を深めました。最後は再度全員がメインルームに再集合し画面越しでの集合写真を撮って終了となりました。すでに開始2時間半が経過しておりましたが、その後多くの方が二次会へ参加して下さいました(もちろん場所はメインルームのまま)。二次会では工藤校長への質問から70期以降のメンバーの自己紹介・総会に参加した感想まで、世代を超えた会話で20~30分があっという間に過ぎる盛り上がりぶりでした。来年こそは新型コロナウイルスが落ち着き、リアルで皆様とお会いできることを楽しみにしております。
私個人としましては、仕事の関係で2017年から約4年半の間アメリカのオハイオ州で生活していたことから関東支部のイベントに直接参加することはできませんでしたが、活動内容は槻友会websiteや関東支部の幹事の皆様からの情報で確認しておりました。日本帰国後、今回久々に関東支部のイベントの運営のお手伝いさせていただき高槻のつながりを今後も大切にしていきたいと感じました。
最後になりましたが、大上支部長・勝川新支部長はじめ、オンライン総会・懇親会の開催にあたり協力して下さった皆様に感謝申し上げます。
【川又 崇弘・54期】