11月5日(日)、穏やかな晴天の中、第6回ホームカミングデーを開催しました。旧制1期生から今春卒業の69期生まで、350名以上の卒業生と元教職員が、懐かしの『高槻』に帰ってきました。
中庭の工事仮囲に掲示された、学校創立以来の卒業生及び教職員が登場する写真パネルを抜けると、金澤宗達さん(32期・裏千家「今日庵」業躰)による野点で来場者をおもてなし。新築の南館をめぐるキャンパスツアーでは、最新の施設・設備と共学となった母校の姿に感嘆の声が聞かれました。
記念セレモニーでは、高校卒業50年・40年・25年・10年となる卒業生に、岩井校長から記念品を贈呈しました。朝日放送(ABC)『おはようコールABC』のニュースデスクを担当している 木戸崇之さん(43期)が、「テレビマンが見た災害 ~前世から伝わる 後世へ伝える~」と題して、自身が制作された番組映像を交えて講演。災害情報・歴史災害を専門分野とする氏は、歴史から学ぶこと(過去)、早く正確に伝えること(現在)、教訓を後に伝えること(未来)について、難しさ、もどかしさを日々感じながらも取り組んでいることを話されました。初めて女子部員を迎えた吹奏楽部の演奏には大きな拍手が贈られました。
この機会に卒業生らが集まって生徒との交流を図るクラブもあり、「母校に帰ろう 集まろう」が定着してきたと感じています。