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【関東支部だより】東京都の小児病院でのコロナ禍

井原 哲 さん(43期、東京都立小児総合医療センター 脳神経外科)

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 東京都は新型コロナウイルス感染症の影響を最も強く受けた地域でしたが、小児は患者数が成人よりも少なく重症率も低かったため、私の勤務する小児病院では忙しさからは程遠い日々でした。しかしサージカルマスクや医療用ガウン、消毒用アルコールは不足しましたし、専用病棟や集中治療室内の専用病室を確保しなくてはなりませんでしたので、入院や手術の数を病院全体で半減させる対応をとりました。そのためマンパワーに余裕がでたこともあり、思い切って在宅勤務を導入してみました。医師の在宅勤務は前例がなく手探りで開始しましたが、抄読会や学会発表の準備でスライド作成をしたり論文執筆をしたりと、診療業務と自己研鑽の境界にあたるような仕事を担当してもらいました。6月からは徐々に通常通りの業務量に戻りつつありますが、折角始めた在宅勤務制度は引き続き取得できるように努め、医師の働き方改革につなげてみようと考えています。

 東京都の新規患者数は6月下旬になってもくすぶり続けており、まだまだ予断を許しません。槻友会の皆様におかれましては、感染拡大防止に取り組みつつも、それを機会に独自の“新しい生活様式”を導入してみてはいかがでしょうか。