吹奏楽部の前身であるブラスバンド同好会が、西村了然先生の呼びかけに応える形で、武部泰男先生を顧問として結成されてから今年で30年が経ちます。その間に卒業生の中から何度か、OB会を結成したいとの意見が出て、実際に結成に向けて動いた者もおりました。
しかし、どれも散発的であり具体化できずにおりました。意見が出ても立ち消える、動き始めてもすぐ立ち止まるということを繰り返しておりましたが、ようやく、昨年の夏より、一部の卒業生が中心となってOB会結成の動きが本格化しました。
どのようにすればOB会が結成できるのか誰にもわからず。また、現在は360名を超える卒業生を擁する吹奏楽部。皆母校やクラブへの思いは強いですが、思いの表し方はそれぞれです。さらに、母校の特徴である個々の意見や自由をとても大切にする風潮からOB会結成は難航しました。
それでも、話し合いを重ねることにより意見の違いを乗り越えて、この30周年の節目の年に「高槻中学校・高等学校吹奏楽部同窓会」を設立することとなりました。
8月19日に母校小講堂で設立総会を開き、ブラスバンド同好会の設立メンバーでもある中野順一郎(42期・1990年卒)を暫定代表に選出し、会の目的も卒業生相互の交流と現役部員への援助と定め、これから本格的な活動に向けて頑張っていきたいと思います。
(城 大介・47期)
(中野順一郎・42期=takatsuki.brass@gmail.com)