槻友会 - 高槻中学校・高等学校同窓会

高槻中学校・高槻高等学校を卒業した1万6千人の頼れるネットワーク

「歩み」研究会のお知らせ

「歩み」研究会 2月~4月の予定

2月21日(日) 卒業生座談会第5回(31期~40期)
         「高中・高高の昭和50年前後~昭和最後」

3月21日(日) 教員(元・現)座談会

4月25日(日) 山本登朗氏(19期)講演

いずれも、午後1時30分~4時、学校会議室(2階)で行います。
どなた様も参加できます。


卒業生座談会シリーズ・第4回報告
(1月24日)

 1月は卒業生座談会の第4回、21期から30期まで、昭和40年前後から50年代初めに学んだ人たちである。

 高中・高高70年の歴史のなかで経営的には「どん底」ともいえる厳しい環境をたくましく、したたかに生き抜き、批判の目を養いながら、学ぶべきものをきっちりと身に付けた個性的な卒業生たちの発言が目立った。
 『高槻高校50年史』によると、昭和41(1966)年には82名、42年には75名の中学校応募者しかなく、また転校生が多く出たために高校のクラスを募集しなくてはならない厳しい状況を呈していた。
 生徒の煙草による火事や爆弾騒ぎがあったが、教師の中には生徒に考えさせる授業を心がけ、それに触発された生徒や、野球部をはじめクラブ・生徒会活動を通して青春を燃焼させながら難関の医学部に合格する生徒もいた。「冬の時代」を過ごしたとはいえ、母校への帰属意識をしっかり持っている卒業生の多いことが、2時間半の座談会で明らかになった。大きな収穫であった。参加者29名。