令和5年11月5日、第10回記念ホームカミングデーに行って来ました。
今回の招待期に当たる25期生であり、プログラムの中で同期の大阪医科薬科大学学長の佐野浩一氏と高槻中学校・高等学校校長の工藤 剛氏の対談があると言う事で、同級生数人と共に参加しました。
当日は天候にも恵まれ、心地よいなか久しぶりで母校を訪れました。正門の前に立ち、卒業したのが50年前になるのだと感慨深い思いがしました。受付で記帳し、記念品を受け取り、立派になった校舎や校庭、運動場を散策しました。運動場では野球が行われていましたが、50年前の雰囲気が少し残っている様な気がして、ここで野球やサッカーをした若い頃を思い出して、しばし陽射しに溶け込んで、あの頃へ想いを馳せていました。
12時20分からのキャンパスツアーに参加しましたが、圧巻は関西最大級の図書館でした。壁の中に埋め込まれた様な本棚の中の多くの蔵書やカラクリ部屋風な書籍の部屋や通路は、幻想的な雰囲気で、ハリーポッターで見たホグワーツ魔法魔術学校の図書室を彷彿しました。
図書館のツアーを終えて、4階の日本文化室では茶道部のお点前披露でお茶を頂きました。私が通っていた頃と違い、今は共学になっており、女生徒さんによるお点前には、ほっこりした気持ちになりました。
ツアーを終えて、食堂で待ち合わせをしていた同級生と合流して昼食を摂りました。
同級生の方々も50年が経過して立派な母校に目を見張る思いでしたが、私たちの通っていた頃の校舎が全て無くなった事には、一抹の寂しさを覚えている様でした。
昼食の後は、体育館にて記念セレモニーに参加しました。校歌斉唱の後、槻友会会長
平塚靖規氏、高槻中学校・高等学校校長の工藤 剛氏のご挨拶の後、男女一人ずつ在校生の方による学校紹介がありました。男性と女性のそれぞれの目線からの学校紹介を聴いて、やはり共学となった事により、我々の男子校だった頃と比べて変貌しているのが実感されました。
続いて招待期の卒業周年祝いが行われ、各周年期の代表が登壇し、工藤校長から表彰状と記念品を受け取られました。引き続き大阪医科薬科大学学長の佐野浩一氏と高槻中学校・高等学校校長の工藤 剛氏による「高槻中学校・高等学校のこれまで、そしてこれから」と題して対談が行われました。対談では、高槻中学校・高等学校の沿革から、これからの未来の展望を詳細に語り合われました。佐野浩一学長は我々25期の同級生ですので、大きな拍手が同級生の間でも起こっていました。
最後に招待期ごとに登壇して記念撮影があり、全員が表彰状と記念品を受け取り、又の同窓会での再会を約束して会場を後にしました。
夜には阪神タイガースの日本シリーズ優勝もあって、楽しい一日を過ごさせて頂きました。
(木下宏・25期)