生き甲斐~日野原重明先生逝く~ 白井 俊和さん(19期)

2020年の東京オリンピックまでは生きるんだ、と言っていた日野原先生が今年の7月に亡くなられた。105歳であった。

日本各地に“新老人の会”の支部を持ち、自らの誕生日祝いの会では元気で講演されていた。私も、一時、大阪支部に属し、世話役の方から依頼され、先生と数百人の会員の前で詩吟を披露した事があり、その後、お肩を揉ませていただいたが、その時の写真が残っている。

先生は、1970年に“よど号ハイジャック事件”で人質になり、死を覚悟、しかし解放され、その後は余生として、他者の為に生きることに決心した。

書き切れないほどの東奔西走の活躍であった。

今や70歳に近くなり、個人的慾が激減した私も、先生の生き方を見習いたいと思うものである。

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