令和元年の同窓会以来、5年が経過しようとしていますが、コロナ禍の為になかなか開催出来なかった同窓会を6月1日に前回と同じ京都新阪急ホテルにて開催致しました。
卒後50年が過ぎ、古希という事で近畿圏の方20名、近畿圏外の方4名、合計24名の方が参加されました。中には卒業以来50年ぶりで初参加という方も2名おられました。
恩師の永尾正昭先生にもご参加して頂き、ご挨拶を頂きました。ご挨拶の中で84歳になられても未だ精力的に仕事や色々な事にチャレンジされている事をご披露されると、拍手が起こりました。
続きまして、同級生で高槻高校と同じ学校法人大阪医科薬科大学の初代学長となられた佐野浩一君がご挨拶されました。ご挨拶では、母校高槻中学、高校の沿革から現在の様子について説明して頂きました。
皆、男女共学となり、制服も我々の頃と違いモダンなデザインとなっている事や、我々の頃の校舎が無くなって、近代的な建物となっており、特に西日本一の蔵書数を誇る図書館のお話には、50年の時の流れを感じて聴き入っておられる様子で興味津々といった所でした。
又、高槻高校が文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定とSGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワーク校の指定を受けて、生徒自らが設定した課題を、自らの手で解決方法を探ってゆく「探究活動」に本格的に取り組んでおられるというお話を伺い、母校に優秀な生徒さんが集まっている事に、卒業生として誇らしい気持ちになりました。
集まった同級生の中で、未だ新しい校舎に行った事の無い方は、現学長のお話を聴いて、次回のホームカミングデーには是非足を運ぼうと思われた方も多かった様です。
しばらくの歓談の後、参加された方、一人ずつご挨拶と近況報告がありました。みなさん古希という事で仕事を辞められた方や未だ現役で働いておられる方、又、いつ今の仕事を辞めるか思案されている方や、健康の不安を語られる方もありましたが、皆、卒業後50年(半世紀)が過ぎ、70歳の古希の歳まで何とか無事に過ごせた事に、感慨深い思いを語られる方が多かったです。
予定の時間はあっという間に過ぎ、最後に永尾先生から以下の締めのご挨拶を頂きました。
「皆さんのお話を聴かせてもらって、私も自身が何となくやっているのですが、皆さんの方も着実にそれぞれが、それぞれの思いを持って、おやりになっているんだなあという感じがして、非常に良い雰囲気だなあという風に伺いました。
これからも一年一年色んな事があると思いますが、是非ともそれに耐え抜きながら良い人生を送って頂きます様、是非お願い致します。」
この後、全員で集合写真に納まり一次会は閉会となりました。
5年振りでコロナ禍を経て開催された同窓会でしたが、同級生として古希での旧交を温められた事に改めて感謝致したいと思います。今回不参加の方も次回、ご案内の節はご参加の程、よろしくお願い申し上げます。
(木下 宏・25期)