現在、13,000人の卒業生を擁する槻友会は創立以来42年の歴史をもち、その間機関誌『槻友会報』を57号まで刊行している。高槻高校の70年の歴史を研究する上で、槻友会及びその会報の研究は極めて重要である。6月20日の例会では、槻友会本部の役員4人(市川・前田・木田・佐塚氏)が会の歩みと会報の分析を報告した。
母校創立70周年を期に今後卒業生の全てを掌握し、会報の誌価を高める為にはいろいろの工夫がなされるべき事が判ってきた。特に学校側との関係を密にするとともに、学校側も槻友会に情報を提供し、学校の発展の為に協力し合う体制の構築が求められる。今回はこれ迄の研究会の総括的な意見も出され、若手の卒業生の貴重な発言があり、3時間に及ぶ充実した会であった。参加者は26名。
今後、「歩み」研究会は愈々1年半の活動のまとめの段階に入り、報告書作成の準備の為に、7月・8月を休会とし、9月に総括的な報告会を予定している。
なお、6月例会閉会時に、槻友会市川会長より「歩み」研究会井上会長へ、活動報告書発行のための大口支援金が贈呈された。