現在、梅田ロフト地下のテアトル梅田などで上映されている「いけちゃんとぼく」という映画の大岡俊彦監督は、実は高槻高校1989年卒業の41期生だということをご存知ですか。
私は高校で3年間教え、担任もしたことがあります。名前が似ているので、この映画のホームページを見てそこにあった写真から本人と確認しました。在学中、文化祭で、確かアクション系の映画を作って公開していたのを思い出しますが、その後、京大工学部に入ってからもそういう活動を続け、その後CMディレクターとなって、今回、劇場映画デビューになるそうです。映像関係に進んでいる同窓生は結構いるようですが、こんなメジャーな映画を作ったのは彼がはじめてではないかと思います。
ちなみに、一昨日の土曜日(7月4日)の午後、テアトル梅田で見てきました。ひいき目ではなく、よくできた、おもしろい、感動的な映画でした。うれしかったのは、60席と小さい劇場ながら立ち見も出る盛況ぶりで、終わったあと、多くの人が目を赤くしていたのが印象的でした。
槻友会の人、たぶん同学年の同窓生でもあまり知らないのではないでしょうか。「快挙」ではないかと思います。
<福島勝彦先生・元英語教諭>