年に一度の再会ということで、毎年7月7日「たなばた」の日に支部総会を開いてきたが、今年は土曜日にあたっていたので総会世話人会で「土曜日は参加者が少ない」との意見が出て、「お日柄もいい」7月13日金曜日に開催することにした。
世話人会で来賓としてお招きする母校の先生の希望を募ったら「女の先生がいい」という声が多かったので、校長先生に依頼状を出したら、「本校には非常勤の女の先生はいるが、常勤の人はいない」との回答があり、結局、新聞に名前が載ったことのある上嶋千春先生(国語科、バレーボール部顧問の男性)をお招きすることにした。
総会は39人+来賓3人が参加して、午後6時半から数寄屋橋のレストラン「銀座クルーズクルーズ」で始まった。初めに矢倉久泰支部長(10期)が開会あいさつ。続いて故・吉川昇校長先生ほか物故者の冥福を祈って黙祷。鈴木毅幹事長(10期)が出欠状況等を報告、春田直樹会計幹事が会計報告を行った。
来賓の槻友会本部・市川晃朗会長(15期)と前田俊彰副会長(15期)が「来年は槻友会創立40周年なのでご協力をよろしく。槻友会沿革史にも取り組んでいる」とあいさつした。
つぎに上嶋先生が「学校報」をもとに母校の近況報告。今春の大学合格実績やクラブ活動の成績を紹介、またグラウンドが広くなったこと、一クラス分のパソコンが配備されていることなど、変わりゆく母校の姿を紹介された。
記念写真撮影のあと懇親会。水野饒次氏(8期)が元気よく乾杯の音頭。しばし歓談の後、活躍する同窓生の登場。朝日新聞に「天才プログラマー」と紹介された登大遊氏(55期・筑波大大学院生)が、在学中にソフト会社「ソフトイーサー」を設立、年商1億円の売上げがあることを報告すると会場がどよめいた。つぎに元大使の神谷武氏(20期)が外交官の経験から「高槻高校の英語教育は全然役に立たなかった」と語ると、会場から「そうだそうだ」の声あり。
恒例の「母校の思い出を語る」は和田隆治氏(8期)が野球部の当時のメンバーなどを紹介した。そのあと各期の活動報告があり、最後に生徒歌を全員で斉唱して散会した。
【矢倉久泰・10期・東京支部長】