母校の理事長である田中忠彌(たなかただひろ)理事長の受章祝賀パーティーに、今中槻友会長と共に、出席させていただきました。
- 日 時 平成17年1月10日(月・祝) 午後1時
- 場 所 大阪リーガロイヤルホテル・ダイヤモンドルーム
- 叙 勲 旭日小綬章
- 発起人 大阪医科大学理事長 國澤隆雄、高槻高等学校・中学校長 菅沼常生
ダイヤモンドルームはウェストウィングから更に西へ突き出た「八方総ガラス張り」の円形ルームで、そこはまるで温室…。外が今冬一番の冷え込みであることをしばし忘れさせる空間でした。まさに佳き日に相応しい場所と喜んだ次第であります。
さて田中忠彌(たなかただひろ)先生がもとよりご高齢であろうことは、存じてはおりましたが、何と驚くなかれ御歳94歳! 矍鑠(かくしゃく)として答礼の謝辞を述べられるご様子に、年齢を知らされた参加者は、ただただ感服の体でありました。
先の大戦中は軍医として8年間の長きに亘って従軍され、あのインパール作戦でも渦中におられた由、「本当に、ひどいモノだった」という述懐の中に先生の良心を垣間見る思いを持ちました。
戦後は医療の現場はもとより医学界への貢献には多大なるものがあり=それこそが叙勲の対象=、のみならず「明日の日本」を支える人材を育む「教育」に並々ならぬ努力を傾注され、大阪医科大学及び母校の発展に寄与頂いたことは、私共にとっては周知の事柄であるのは言うまでもないことであります。
年齢をお聴きして更に申しあげるのも辛いものがありますが、もっともっと何時までもお元気で私達をお導き頂きますことを、願って止みません。
この度は本当におめでとうございました。
【杉 浩史(総務・13期)】